脳から毒素が排出され始めると、脳が今までと違う考え方を始めます。

腸内細菌が体の指令ですから、腸内細菌の種類や環境が変わってくれば、当然脳の働きも違ってきます。
今までの自分の考え方や感じ方が間違っていたのではないか、と思い始めるのです。

人間というのは、弱いもので、世間一般の考え方や人の意見に左右されがちです。
「皆がそう言って行動しているから、だから大丈夫」
そう考えることは、とても本当は危険なことなのです。
皆が当然と思っていることが、実は誤りである、そういうことなんて、ざらにあります。

だからといって、自分の感覚に頼ることも危険性があります。
なぜなら、悪い腸内細菌が、自分の思考を支配していれば、誤った考え方をさせようとするからです。
毒素を餌にしている、悪い腸内細菌は、人を自滅の道へと誘い込むからです。

では、「どうしていいかわからない！」とそう思うでしょう。
一番正しいのは、自分の中の最良の腸内細菌が教えてくれる体の感覚だけを信じることです。
それは、直感ということもあります。

どれが、自分の最良の腸内細菌が教えてくれている直感なのか、それを認識するのは、難しいことかもしれません。
しかし、自分で、自分自身の体に、腸内細菌に問いかければ、それは、わかってくるでしょう。

私は、腸に脳にも毒素の蓄積されている人の意見は、基本的に疑ってかかります。
なぜなら、悪い腸内細菌は、人類を自滅への道へと誘い込もうとしているからです。