もう７月です。
その日はもうまもなくやってきます。

運がよく、津波から逃れて命をつなぐことができたとして、
津波にのまこまれなくて、命が助かってよかった！
そんな単純なことではないことは、少しの想像力があれば、わかりますね。

交通が遮断されれば、すぐに食糧難がやってきます。
始めは、残っている食料で空腹を満たそうとするでしょう。
しかし、交通が遮断されたら、物資は何もきませんから、徐々に食糧難がやってきます。
日本だけでなく、全世界的に何もかもが破壊されて、どこからも助けはきません。
どこからも支援物資や、食料が届けられることはないのです。

今まで、ノーテンキに何の物質的な苦労もなく生きてきた人々は、
生まれてはじめて食糧難という現実をつきつけられます。

食べたくても、食料はないのですから、買えません。
お金なんて全く意味をもたないのです。
お金をいくら持っていても、お金を食べることはできません。
燃やして暖をとることしか、せいぜいできません。

何日も何も食べずに過ごす日がくるでしょう。
ほんの少しでも口の中に入れれば、それでも、何も食べないよりまだまし、そういう日々が続くでしょう。
道端の葉っぱをちぎって口の中に入れてみようと思うかもしれません。
しかし、それでは、おなかは満たされません。
本当の空腹、食料が食べられない現実がやってくるのです。

飢える日々を覚悟しましょう。

しかし、飢えて、苦しんで、その中で生き延びることができたら、
今まで見たことも会ったこともない、本当の自分がみえてくるでしょう。
自分がまるで生まれ変わったような、新鮮な清らかな気分になるでしょう。

今まで、自分が毒素にまみれて、どれだけ間違った社会の中で、
間違った食べ物を食べ、間違った価値観の中で生きていたのか気が付くのです。

飢える日々が、夢や空想なのではありません。
今の現代の生活の方が、社会の方が、全くの夢物語なのです。
欲しいものはお金を出せば何でも手に入り、飽食で食べ物を捨てている現代の方が、絵にかいた餅、夢物語なのです。
地に足をつくことがない浮遊霊のように、みんな根無し草のように生きているのです。

飢える日を通り過ぎれば、新しく素晴らしい自分自身の存在に気がつく日がくるでしょう。
今まで出会ったことない、本当の輝く自分に会えるのです。

そう考えれば、楽しく素敵な未来が待っていると思いませんか。